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ロードバイクとキャンプ中心のブログです。

初ソロキャン~龍田古道の里山公園

〈記念すべき初ソロキャン〉

2020年11月14日、ついにソロキャンが実現。ロードバイクを買ってから、約2カ月かかった。

 

場所は大阪府柏原市にある、龍田古道の里山公園。家から約23km、2時間弱の行程。装備はこんな感じ


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テント、グランドシート、焚き火台、折り畳みイス、ポール(タープ用)、これらがリアキャリアの上に乗っけてるゴタゴタした一群。

ハンドルのポールには、ハンモックをくくりつける。

サイドバッグには、寝袋、折り畳み机、バーナー、ガスボンベ、タープ替わりのブルーシート、ペグ、ロープ、ハンマー、LEDランタン、防寒着(イージス)、薪、フライパン、あとタオルやら下着やら細細したもの。これらは、サイドバッグだけでは入らないので、背負うリュックにも分けて詰め込む。しかし、書いていてよくこれだけ入ったな。もう自転車が壊れそうなくらいパンパンだ。

さらに、道中、食材を買い込む。買い物袋をぶら下げて走るわけにもいかないので、これもとにかく隙間があれば詰め込む。まったく見苦しい状態。もっとスマートにいかないのか。フー。

自宅から高井田あたりまでは、大和川沿いの平坦なロード。そこから、ゴールの龍田古道の里山公園までは約4km(下図)。


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しかし、大和川から離れるところからは、急勾配の上り坂が始まる。よし登ってやろうじゃないか!と、意気込むも、いくらも登っていない、金山彦神社辺りでダウン。横に池があるので、少し和む。


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ここからは、自転車を降りてひたすら押す。まったく途切れない坂道。そして、知る人ぞ知る集落、雁多尾畑(かりんどおばた)に入る。山の斜面にできた独特な町並みも、写真を撮る元気がない。平地がまったくないので自転車から手を離せない。離したら転がり落ちていくであろう。でももう少し元気があったら…うん、惜しいことをした。

どこまで続くんだこの坂は…と精魂尽き果てた時に、ついに龍田古道の里山公園に到着。


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テントサイトには先客がちらほら。


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チェックインまでまだ時間があったので、少し足を伸ばして御座峰へ。


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万葉集で詠まれた龍田山とはこの一帯であり、御座峰は龍田大社の風神降誕の地といわれる。神域のため立入禁止という看板もあり、幽玄な空気をたたえている。


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王寺町方面の眺め。高いところに来たもんだ。

御座峰を過ぎてさらに北に行くと、一転急な下り坂が延々と続く。おおこれは楽だ、とは思えず、後で引き返して坂を登ることを思うと、恐れの方が強くなる。とある霊園の入口で怖さのピークになりUターン。


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道路の端が苔むしてて怖さ倍増。昼間なのに暗くてなんか出そう。もちろん上り坂なので、自転車は降りてひたすら押す。

龍田古道の里山公園に戻り、17時にチェックイン。柏原市外の利用者は少し割高になって2,250円也。ソロだとちょっと高い。11月だからあっという間に暗くなる。タープ張る。テント設営する。ハンモックかけて、焚き火起こして、着いて40分くらいで、はい晩御飯。


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豚肉とソーセージを焼いて、スーパーのおにぎりと食べる。野菜?ソロにそんなものは要らない。あと冷たいビール、熱い甘酒でホッと一息。

後はひたすらまったり。ここでハンモックが良い仕事をした。ファミキャンだと家族サービスに忙しくて使う暇がなく、何年も置物になってたガジェットだ。寝転がってぼーっとする。なにもしない時間。至福だ。防寒もワークマンのイージスがあったので大丈夫であった。

21時、テントに入り就寝。風呂?知りません。ソロですから。というわけで、アマゾンで7,200円で購入したダウンマミーにもぐる。ダウン量800gだったか、モンベルなどの一流品だと3万は超えるだろうが、そんなお金はないのでこいつで。気温はたぶん3~5℃くらいまで下がったと思うが、上はフリース肌着1枚、下は起毛のズボン、裸足で寝むることができた。今回、荷物を減らすためにインフレータブルマットは持参しなかった。その代役をハンモックが果たした。これを寝袋の下に引いたのだが、まあマットの方が快適には違いないが、あるとないではかなり違うと思う。ロードバイクでキャンプとなると何でも積めるわけではない。一つで何役もこなしてくれるガジェットは素晴らしい。ブルーシートもしかり。シートになるしタープにもなる。少し嵩張るが。

にしても荷物が多すぎる。と自分を省みて思う。いくらなんでも焚き火の薪まで積むか(笑) 我ながら不様で滑稽で悲しくなってくる。

和歌山のドームビレッジで見かけた自転車キャンパーは、それはもう軽量であった。確かタープは無かった。焚き火台も無かった。おそらく、足るを知る、というのが大事なのだろう。タープがあれば、ハンモックがあれば、焚き火台があれば、それは充実したキャンプアクティビティを楽しめる。しかし、それらが無くても楽しむ方法があるのではないか?例えば、自転車が荷物で重くなれば、ロードのお楽しみは犠牲になる。今日の自分はそうだった。坂道では、とにかく早くゴールに、という焦燥感でいっぱいだった。まあ、荷物がなくてもあの雁多尾畑の坂は無理だろうが。といって、焚き火を諦めるのは惜しい。うーん。

足るを知るどころか、煩悩の渦に飲み込まれて、夜は更けていくのであった。