2021年2月21日
いつもどこかへ行く途中、
遠目に眺めるだけだったPLタワー。
思い立って自転車で行ってみた。
まだ遠い。
もっと近く…
おお、やっぱりすごい存在感だ。
子供の頃、初めて見たときは驚いた。
こんな異様なものが存在してよいのかと。
でも今は見慣れた、というか、
なかなか美しいではないか。
敷地内にどうやって入ったらよいのかわからない。
周囲を少しさまよって、
この辺りで一番高いところと思われる
児童公園で一服。
以下が、公園からの遠景。
方角的に千早赤阪方面と思われる。
礼拝する気もないので、
PLタワーにこれ以上近づくのは諦める。
雑木が鬱蒼と茂るとくに美しくもない外観だが、
一画に墳丘露出展示と題して円筒埴輪が飾られていた。
これは面白い。また手前の堀の柵に付けられた
水遊び注意の看板も無視できない魅力が。
この黒い生き物は何であろうか。
その顔には一切の躊躇がなく、
子供を押さえつけて泣かしている。
そして片手に網を持っているのが可笑しい。
この手の看板を見かけると、
クリエイティブデザイン的な巧拙と次元を異にした
看板職人のセンスなるものに脱帽してしまう。
(水しぶきが、この黒い生物の体を白抜きして
表現しているのが秀逸)
往復で約30km。
走行タイムは2時間にも満たないライドだが、
なにがしかの出会いや発見がある。
次の休日はどこを走ろうか。