2021年5月3日
家族5人でキャンプするのは何年ぶりか。今年の頭は、子ども2人がそれぞれ大学・高校受験だったので、それが終わって久しぶりに余裕ができたのだ。
〈GWに友ヶ島キャンプのはずが…〉
ところで加太の沖合いに友ヶ島という無人島がある。ここは、無料でキャンプができるらしいので、いつか行きたいと思っていた。
そして、このゴールデンウィーク、なんと家族の同意も得て、いざ無人島キャンプへ!となるはずが、コロナの影響なのか、現在は島での宿泊はできなくなっているそう。日帰りの散策しかできないらしい。残念ながら諦めた。
※島での宿泊禁止措置は、加太港から船をだしている友ヶ島汽船に電話で確認(2021年5月)。GWだけの措置なのか、いつまで続くのか、詳しいことは不明。
●参考:友ヶ島汽船HP
〈加太海水浴場キャンプに予定変更〉
代わりにといっては何だが、加太海水浴場でキャンプすることに。ここは、以前から自転車でソロキャンプに行きたいと思っていたところ。今回は車で、家族5人で参加だ。
海水浴場なのにキャンプができるのも意外だが、なんと予約が不要。GW中に急な予定を立てるのに、これはありがたい。費用は、テント1張り1,500円、清掃協力金 大人1人400円(子ども300円)、駐車場代500円(2日なら1,000円)かかる。
●参考:加太海水浴場HP
〈行ってわかった注意点〉
①キャンプの予約は不要だが、キャンプスペースはデイキャンの人たちと共有。最悪、張るスペースがない可能性もあり、その場合、デイキャンのグループの撤収を待たないといけないと思われる。我が家が現地に着いたのは11時くらいだったが、先客もたくさんいて、張るスペースは割りと限られていた。推測だが、海開きすると人の数もハンパないと思うので、夏場は現実的にキャンプできるのか…。仮にできたとしても、海水浴客のハイテンションな賑わいの中でキャンプをする気には、私はなりません。
②HPには「駐車場は満車になることはないのでご安心ください」と書いてるが、満車でした(T-T) 仕方なく別の駐車場で車を止めたが、金額は高い(1日1,000円とか)。
③オートキャンプではないので、荷物運びは大変。ただ、交渉すれば、海水浴場の入口に車を一時停車して荷物の積み降ろしはできる。(いつもできるかは不明。交渉次第)
④風注意。砂浜はペグがうまく機能しないので、風の影響をもろに受けるタープなどは、土嚢などの対策を。
⑤仮に自転車で行って、砂浜に停めると、砂まみれ必至。避けた方が良い。一度でも倒してしまったりすると、チェーンやギアに砂が付着してアウトだ。
〈ファミキャンは大変だ〉
最近、ソロキャンばかりしてたので、ファミキャンは、いろいろ大変だった。とくに荷物の多さ。
うちのファミキャン道具は、一昔前のものなので、最近のキャンプギアのようなお洒落さはない。質実剛健。見た目どおり、デカくて重い。ひえー。
コールマンの5人用のテント+スクリーンタープ。組み立ては大変だが、できあがると秘密基地みたいで、少し嬉しい。5月はまだ夜が寒いので重宝する。
うちの唯一のスノーピーク製品。ジカロテーブル。便利だが、ほんと何でこんなに重いんだ。
サンセットはすさまじく美しい。トワイライトゾーン。
子どもも大きくなり、テントが手狭に。私だけタープ下で蚊帳付きハンモックで就寝。気分はソロキャン(笑)
加太といえば釣り!翌朝、加太港の大波止へ。海水浴場からは徒歩15分くらいか。3時間粘って、コッパグレ3匹のみ…。すべて小学生の子どもが釣り上げた。炭で塩焼きにすると、普段、骨の多い魚が大嫌いな子どもが、必死に食べている。健気だ。
※大波止まで歩くのが面倒なら、海水浴場のすぐ隣の加太北ノ浜公園でも釣りができる。実際こちらも多くの人がいた。
14:30撤収。砂浜でのキャンプは初体験だったが、キャンプ道具に付いた砂を完全に落とすのは不可能だ。この辺は割りきって片付ける。
帰りは、加太休暇村で温泉に入る。露天風呂からは友ヶ島が目の前に見えて、感慨深かった。
いつか行ってみたい、もちろんキャンプで。
●参考:休暇村紀州加太HP