2021年7月17日
特にどこに行くあてもないのに、やる気満々である。ついに新しいサドルを付けての初ライド。今日(土曜日)が待ち遠しかった。
〈新しいサドル EC90〉
元から付いていたサドルだとお尻が痛くなってきたので、これを機に買い換えた。お財布が厳しいので、中国製の安価品である。さらにセコイことには、Amazonの口コミを確認した上でaliexpressで購入。1,900円也。
白のショートノーズである。自転車に装着すると…
黒のサドルの時より、見た目スッキリ。
気持ち前傾にしてみた。これでお尻の痛みがなくなれば。ちなみに、サドル盗難防止のワイヤーロック(3桁ダイヤル式)もaliexpressで。170円也。
なお、クッション付きサドルカバー(182円)も同時期に注文していたのだが、セラーから「送料50円追加で払え」と後付けで打診があった。
安いものなので承諾しかけたが、どうも腑に落ちない。「売買契約は済んでいる。早く発送しろ」と返信したら、案の定いくら待っても発送されずそのまま返金処理となった。なお、交渉はすべて英語である。
話が脱線した。さて、新しいサドルの乗り心地は?ということで、ロードに繰り出したのである。
南港や舞洲方面へはよく行くが、その通り道でありながらまともに走ったことがない大正区。しかし、区全体が島であり、また沖縄出身者が多く独自のオキナニワン文化が形成されているエリアということで、昔から心引かれるところがあったのだ。商店街などをぶらつく時間はないが、港湾部をポタリングしようと決める。
メガネ橋を渡り一気に大正内港へ。
高い堤防である。大正区は海抜0m地帯で、台風などの災害で全区が浸水するといった悲惨な歴史が何度もあったようで(←ちょっと適当)、まあ何というか納得の高さである。そして、階段があるので勝手に登る(笑)
今日は波穏やかだが、こんな薄い堤防で大丈夫なのだろうか。いや、この堤防が頑張ってくれているんだ、きっと。
港には、得たいのしれない船?のようなものがたくさん泊まっている。
港湾部を走ってるとよく見かけるこれら。でもあまり注意を払ったことはなかった。何だろう。平べったいのや、クレーンが付いてるのや、イカツイ顔ぶれである。頭によぎったのは、サルベージ船という言葉であるが、サルベージ船は難破船を引き揚げたりする船である。そんなレアなものがこんなにゴロゴロしている訳がない。スマホで調べると、確証はないが、浚渫船(しゅんせつせん)というものらしい。港湾部は土砂が溜まりやすいので、定期的に海底をさらう必要があると。そのための船らしい。
浅瀬があったので、堤防下へ。人がいないことをいいことに、どんどん行く。
これは船じゃない。秘密基地だ。
カルガモ? 可愛い。
最後に千歳橋を渡る。アーチの形状が美しい。ぜひ上を向いて走ろう(危ない)。
本日の走行距離26km。新しいサドルで、お尻の痛みはない。ただ距離が短かったので、もう少し検証が必要だ。それよりサドルの前傾はかなり前のめりになり、腕に負荷がかかる。早く走るのには適しているが。次は少し前傾を緩めてみよう。