tatsumitatsu

ロードバイクとキャンプ中心のブログです。

庭園、お堂、そしてデモ!

2024年4月13日(土)

池袋でパンデミック条約反対デモに参加した。

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デモは13:30、サンシャイン60ビル横の東池袋中央公園からスタートする。

まあ1時間前に着けばいいだろう、それまではゆるポタでも、と時間を逆算して10時くらいに家を出る。

池袋までは自転車で約30分。四谷方面から外苑東通りを北上する。早稲田あたりで、肥後細川庭園なる場所を発見。

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かつては熊本藩細川氏の邸宅があったそうな。戦国時代屈指の文化人、細川幽斎を想いながら庭園を見る。ちなみに無料。

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松聲閣という建物からの眺め。美しい。

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熊本藩の学問所だったらしい。藩士たちはこの狭い廊下をすれ違いながら、勉学に勤しんでいたのだろうか。

熊本藩というと、日本の歴史の本筋ではないが、面白い小話が多い。江戸初期は加藤清正が治めるも、すぐに取り潰しになり、代わって細川氏が入ったこと。プライドの高い宮本武蔵の晩年の安住の地となったこと。幕末は、宮部鼎蔵とかいう典型的な尊王攘夷の志士が出るも、池田屋事件新選組に名を成さしめるためだけの役柄で終わってしまったこと。西南戦争では、当時世界最強ともいえた薩摩軍の攻撃を、熊本城が鉄壁の防御で守り、熊本城を作った加藤清正の株が上がったこと、など。

綺麗な庭を眺めながら、ぼんやりしてると、時間は思いのほか過ぎてしまう。そうだ、デモに行かなくてわ(笑)

 

池袋に向かってさらに北上する。と、雑司が谷なるエリアで「鬼子母神」と書かれたアーチに出くわす。

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横の食堂もただならぬ雰囲気。この先にある鬼子母神堂に至る参道らしい。

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このケヤキ並木がスゴい。御神木として讃えられても良いほどの大樹が植わっているのだが、幹が情け容赦もなくバッサリ切られている。でも朽ちず、細い枝葉を繁らせて、頭上に緑のアーチを形作っている。はっきり言って異様である。

そもそも幹を切ったのは誰なんだ?呪われるかも、と思わなかったんだろうか?すごいヤツだ。もちろん人間様が生活する上で邪魔だから切ったんだろう。でも邪魔で切ったんなら(呪われる覚悟で)徹底的に排除すべきではないか。しかしなんだこの中途半端さは。まあ、おかげで奇観が見れるわけだが。

そんなくだらないことを考えながら、ケヤキ並木を抜けると鬼子母神堂がある。

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たくさんの人がいて、今なお尊崇を集めているのがわかる。

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鬼子母神は、お釈迦さんの物語の中でもかなりわかりやすい話だ。鬼子母神は1000人の子持ちの鬼で、人間の子どもを食らって生活してたと。そこでお釈迦さんは鬼子母神の子どもを一人隠してしまう。泣き叫びながら子どもを探す鬼子母神。そこでお釈迦さんが、お前は子どもが一人いなくなっただけで嘆き悲しむが、お前が食ってきた子どもの親の悲しみはこんなものではないぞ、と。これによって改心した鬼子母神は、仏教を保持する神の一人になると。鬼でも女人でも成仏できる例として伝わっていると(古い記憶なので都合よく話が変わっているかも…)。

 

いかん、デモに行かなければ(笑)

 

12時にデモの集合場所、東池袋中央公園に到着。

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どんどん人が集まってくる。最初3千人といってたのが、5千人、1万人といわれるようになって、最終的にどれくらい集まったのかよく知らない。

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デモ行進のスタートは14時らしい。多すぎて、10のグループに分けて順番に路上に繰り出す。私は、最後の10番目のグループとして16時過ぎに出発した。2時間公園で待たされた計算だ。

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池袋界隈をシュプレヒコールを叫びながら練り歩く。小一時間歩き、17時に終了、自由解散となった。

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肝心のデモの内容だが、WHO(世界保健機関)が推進するパンデミック条約の改正に反対するデモだ。今後、再びコロナ禍のようなパンデミックが起きた時に、ワクチン接種を超国家的に強制できるような環境をWHOは整えたい。そのための条約改正を進めている。それにNOを突きつけるのが今回のデモだ。

世界の潮流であるグローバル化の中で、おそらくサクッと可決されてしまうのだろう。デモなんかやっても無駄だろう、と思う。でもね、一生に一度はやってみたかったのよ。デモ。

あと、デモなら何でもいいというわけでもない。今回のデモの内容に賛同したから参加したのである。

そもそもコロナワクチンは胡散臭い。あんな得体のしれないものを打つくらいなら、コロナにかかった方がマシである。私の妹は、まだ若いのに、ワクチンのせいで髪の毛が全部抜けてしまった。知人の知人で、二人くらい死んでいる。で、それを知っていながら、ワクチンを打っている人たち。何だろうこれは。。。

なお私は、まったく西洋医学を否定してるわけではない。ついこの間も肺炎で、医者と抗生物質のお世話になったばかりだ。

でもコロナとそれに付随するパンデミックの吹聴とワクチンの奨励はとても作為的だ。コロナウイルスは風邪の一種に過ぎない、という当たり前の事実すらすでに情報統制されて、マスコミでは報道されることはない。もちろんこの池袋のデモも報道されることはないだろう。国家権力というものは、時に頼もしく、時に恐るべきものである。

私はペシミストなので、はっきり言う。どれだけ少数派が頑張っても、多数派の流れは覆せない。コロナは恐ろしい病気だし、ワクチンは効果があるし、自民党は潰れないし、日本は美しい国だし、日本人も素晴らしい民族だし、日本は立派に独立を保っていて米中露の手の上で踊らされているなんてことは決してない!

まあ、いいか。人は自分の理想としている世界が身近に実現されていると思うのが、幸せの第一歩だ。処世術として大切な思考だと思う。

私も、自分がやりたいことを自由にやらせてくれる社会に生きている、と信じて今を生きているのだから。