tatsumitatsu

ロードバイクとキャンプ中心のブログです。

生田緑地と岡本太郎美術館 ポタリング

2023年4月9日(日)

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約3週間ぶりにロードバイクに乗る。行き先は川崎市にある生田緑地と同構内にある岡本太郎美術館

 

四ツ谷から25kmほどの道のり。正午に緑地に到着。

f:id:tatsumitatsu:20230411125530j:image気候もよく緑が美しい。

持参したバナナや菓子を食べて一息ついてから岡本太郎美術館へ。

f:id:tatsumitatsu:20230411125751j:image母の塔。

f:id:tatsumitatsu:20230411125816j:image奇天烈なオブジェ。これらは建物外にあるので誰でも見れる。

入館料700円を払い館内に入る。

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凄まじい作品群だ。太陽の塔の制作者というくらいしか知らなかったが、氏の芸術にかける思いや生き様などの詳細な説明があって、興味深く鑑賞させていただいた。

以下、記憶に残ったことを散文で。

 

氏がこだわったのは、独創性だ。太古の原始アート(?)から現代アートまで、あらゆる芸術表現が出尽くしている袋小路のような状況、それでも、そのどれにも属さないオリジナルなものを創造しなければ、芸術する意味はない、と。

そうして生み出された氏の作品群であるが、省みれば「俺が生み出したと思っていたものはすでに何千年も昔に創造されている!」と太古のアートというか遺物に敬意を払っているようである。

とくに縄文時代の遺物に対しての思い入れが強く、縄文式土器にアートとしての価値を見出した最初の人物と見なされている。

f:id:tatsumitatsu:20230411173614j:image何か縄文ぽい作品。

 

芸術家なのか作家なのかなどと問われ、職業は「人間」と言い放つ。生きたいように生きる、そこから生まれたものがすべて氏のアートだと。

面白いのは、この人生哲学は氏個人のものではなく、その父母もそうであったらしい。父一平は漫画家、母かの子は作家という芸術家ファミリーだが、この三人共が同じ価値観を持っていたと。常人のそれとはまったく異なるだろうが、そこにはまさに家族愛というものが存在していて、孤高の芸術家と思っていた氏の意外な一面を知ることができた。

 

今や生み出されるべきアートというものは、綺麗なもの、心地の良いものでは決してない、と断言する氏の作品は、確かに何とも不快な、落ちつかない心地を見る人に与える。しかし、これらが、古今東西の芸術作品のどのカテゴリーにも属さない、岡本太郎という一個人にのみ可能であったカタチと捉えると、良いものを見た、という満足が得られるのである。

 

帰路につく。

スーパーで弁当を買って、多摩川に寄り道。

f:id:tatsumitatsu:20230411175706j:image河岸の人気のないところで一服。

f:id:tatsumitatsu:20230411175652j:image菜の花が綺麗である。

17時頃に帰宅。風はひんやり、太陽は暖かい。汗のかかないライドであった。