2021年4月9日(金)
ここは無料でキャンプができるということで、以前から目をつけていた。が予約が面倒くさい。事前に阪南市に予約を入れないといけない。所定の書類をHPからダウンロード、必要事項を記入し、返信用封筒を同封して郵送で申し込み。ということで、キャンプをしたい日よりかなり前に手続きしないといけない。当日の天気もバクチだ。雨天なら中止となるが、そもそも無料なので諦めがつく。また申し込まないといけないのが面倒だが。
そうそう、申し込む前に、希望の日にキャンプ場に空きがあるのか、阪南市に電話で確認するのも必須だ。実は、4月10日(土)に予約を入れたかったのだが、電話で確認するといっぱいだと言われ、その前日の9日(金)にしたのだ。つまり、仕事を休んでのソロキャン行となった。まあこういう理由でもないと有休も取れないから結果オーライだ。ちなみに、阪南市の電話対応はとても丁寧だった。感謝。
参考:以下 阪南市HPで申請方法が見れます。
さて、当日は快晴。ただ、前日まではとても温かい日が続いていたのに、この日は寒気がぶり返し寒い日となった。天気予報では、夜は6、7度くらいになると。
ソロキャンは、これで二回目。約4カ月ぶりだ。
荷物はそれなりにコンパクトに(したつもり)。自転車に積んだ見た目は、前回よりはスマートに。
うん、恥ずかしくない。これに、さらにでかいリュックを背負うんだけどね。
行程は、堺市の自宅から、途中スーパーに寄ったりして、約45km。いわゆる旧26号線をひたすら南下し、最後に数キロだけ軽い登りとなる。旧26号線は、自転車道が確保されているので、サイクリストにとって本当にありがたい道だ。
途中のローソンにて。泉佐野市かな。
自転車の手前に置いている、黄緑色のリュックがでかい。重い。自分では見えないが、こんなのを背負ってると、かなり目立つのではと思う…少し恥ずかしい。
阪南市に入り、何とか寅とかいうスーパーで買い込み。今回は絶対にホルモン焼肉が食いたかったので、重いのに炭まで用意したのに…国産が売ってないではないか!アメリカ産で我慢する。なお、緑地には飲料水がないので、1Lのペットボトルに水道水を入れて、自宅からずっと運搬。これも道中の苦行になった。
緑地まであと数キロというところで、登り道に入る。勾配はしれてるが、一部舗装がなくなるので、ロードバイクでは砂利に足を取られないか、パンクしないかとヒヤヒヤする。ゆるい勾配でも、重量があるので、結構辛い。ああ降りて押そうかな、と思ったところで、鳥取池緑地に到着。10:30出発の14:30到着。少し疲れました。
キャンパーは他に6、7組か。自転車はいない。皆さん、大きなキャンプセットです。上の写真の右奥のオレンジのちっこいテントが私です。ところで、皆さん、所定のテントスペースを無視して設営してるように見えるんだけど、いいのかな???
それより、ここの良いところは、写真中央の黒い部分、キャンプファイアスペースがあって、直火がOKなところ。これは自転車キャンパーにはありがたい。焚き火台が不要になる。
夕方まで時間はあるので、薪拾いに緑地周辺を散策。徒歩で緑地より少し登ると鳥取池があるが、ここまでで二宮金次郎状態(背負わないけど、それくらい大量)に薪を拾ったのでキャンプ場に戻る。
そうだ、家族に無事到着した旨をLINEで送らねば、とケータイを操作すると電波がつながらない。阪南市に予約の電話を入れたときに親切に教えてもらったのに忘れてた…。これはヤバいと思い、自転車で緑地から来た道を戻る。坂道を下っては止まり、ケータイの電波を確認しつつ、ここもダメ、ここもダメ、あ、ここつながる、とたどり着いたのは、採石場跡かな?
工場の朽ち果て振りがシブいスポットだ。ここで家族にLINEを送り任務完了。また自転車で坂道を登るのか…と憂鬱になったが、荷物のない自転車の軽いこと!
余裕じゃん?うちのロードバイクすごくね?などと気分よく緑地まで戻りつつ、改めて勉強になりました。ロードバイクは軽さが命。これは、今後のキャンプの課題になりそうです。どこまで荷物を減らせるか。
で、晩御飯。皆さん自前の焚き火があるようで、キャンプファイア場を一人占めでした。
直火炭火焼肉。ご飯は別途バーナーで炊いて。
なおアメリカ産ホルモン、最高に美味しゅうございました。
夜は焚き火。
ビールと温めた甘酒を飲んで気分よく就寝。22時。
何年も前に買った、100均の湯タンポが活躍。まったく寒くなかったです。もちろん防寒ジャケット着こんで、ダウンシュラフに潜り込んでますが。にしても、こいつらが、お荷物ナンバーワン・ツーフィニッシュです。もっと温かくなってほしい…。
翌朝6時起床。さむー!
菓子パンとホットコーヒー&お汁粉飲んでも、寒くてじっとしてられないので、自転車に乗る!
とりあえず、昨日は電波探しに下ったので、今日は登る!すぐに鳥取池の入口に。
封鎖?いや、車は通れないが、自転車はOKだろう。乗り込む!
鳥取池って、ダムだったんだ。ダムの左右の高低差がすごい。この先、未舗装の林道が続く。が、ロードバイクで突撃。このあと、疲労で写真を撮れなかったが、幻想的な散策道であった。決してロードバイクで走る道ではないが、マウンテンバイクなら余裕だろう。少なくとも池に沿ったところまでの林道は、勾配はまったくきつくなく道が悪いだけ。膝が痛くならなければ、もっと進んでいたと思う。木々からの木漏れ日。なぜか池にボートを浮かべている人がいた。気持ちよくて不思議で、ここに来て良かったと、初めて思った。
が、突然の膝の痛み。また来た、と思った。普段の運動不足のせいか、持病かわからないが痛恨だ。たぶん鳥取池の一番端あたり(南西端)か、そこまででキャンプ場に引き返す。
10時撤収、帰途につく。膝の痛みをかかえつつも、多段変速のロードバイクは、やはり素晴らしい。ローギアでゆっくり走れば痛みは感じない。家に着いて、地面に足をつけたとたん、傷みと疲労がどっと出た。
これでイヤになるどころか、次はもっとライトな装備で出かけてやろうと決意をあらたにするのであった。