tatsumitatsu

ロードバイクとキャンプ中心のブログです。

魅惑の高野街道 @河内長野

2021年9月1日

仕事で河内長野に出向いた。堺からは近いようで遠いこのエリア。まだ自転車では来れていないということもあって興味がある。一仕事終えた後にぶらっと徒歩で散策してみた。
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駅前は繁華街だが、一筋入るともう田舎だ。とても雰囲気が良い。少し歩いてすぐに気づくのは、ここが東高野街道西高野街道が合流する要衝だということ。

f:id:tatsumitatsu:20210901212716j:imageそして高野山に向かって街道は続く。まだ仕事時間なのだが、まあ一人だし、ちょっとだけ歩いてしまえ!

f:id:tatsumitatsu:20210901212945j:image駅近だというのに古風な町並みが残っている。

f:id:tatsumitatsu:20210901213041j:imageあちこちのお家に杉玉が吊るされている。ということは、この辺りは昔ながらの酒造りが営まれているということだ。お酒は飲まないので関心は薄いのだが、それでも杉玉のような古式ゆかしい風習を見ると、その地域にほっこりとした親近感を抱いてしまうのである。

f:id:tatsumitatsu:20210901213832j:imageそして神社発見。

f:id:tatsumitatsu:20210901213948j:image長野神社という。重文の本殿は室町時代のものとされる。星霜を経た荒々しい佇まいは、祭神の素戔嗚尊のイメージにピッタリだ。

 

古市や狭山をポタリングすると必ずぶつかる東西の高野街道。これが河内長野で一つになるというのは、とても感慨深い。道はつながっているのだ。これを実感するには、徒歩だとちと辛い。やはり自転車のスピード感、移動能力が必要だ。そして、さらに高野山へ…。私の貧脚でこれを走破する日は来るのだろうか。何とかして成し遂げたいなあ。