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ロードバイクとキャンプ中心のブログです。

自転車キャンプ お勧めギアまとめ


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自転車キャンプは道具を少なくしないと道中が大変だ。とはいえ現地に着けば、焚き火や料理などそれなりに楽しみたい。

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ここでは、自転車キャンプで私が使っている道具をまとめてみる。重要なのは、軽い、かさばらない、そして安いこと。ブランドはこだわらない。

興味のある方はどうぞご参考ください。

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◎ピコグリル風焚火台

ビコグリルはスイス生まれの焚火台。特にピコグリル398は、500g弱と超軽量、収納時はA4ノートサイズになり、ソロキャンプの定番となっている。ただ少々お高いので、私は安価なコピー商品を使っている。

焚き火は本当によく燃える。軽くて荷物にならないので、直火OKなキャンプ場でもよく持っていく。上部にセットするゴトクもあるので簡単な焼き料理(ベーコンを焼くとか)も可能。炭を置いて焼肉もできるが、網を上に置くだけでは、炭との距離が離れすぎるので一工夫が必要かも。

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◎焚火シート

焚火台の下に敷く耐火シート。焚火台からこぼれ落ちる灰を受けるもので、キャンプ場の地面を汚さない配慮が、玄人キャンパーっぽく見える(笑) ソロキャンであれば、100均で十分(1辺30cmくらい)。

 

◎火吹き棒

なくても良いが、焚き木の火の付きが悪い時に。100均で良い。

 

◎火起こし器

かさばるので自転車キャンプで持っていくか悩みどころだが、あるとやはり便利。高価なものは頑丈だが重さが致命的。100均のちゃちくて軽量なものが一番良い。

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◎革手袋

軍手よりも安全かつカッコいい(笑) これも高価なものだと無駄にゴツくてかさばるので、薄くて小さめのものがお勧め。

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◎バトニングナイフ

太い焚き木をナイフで細く割ることをバトニングという。斧やナタは重くて自転車キャンプには不向きだが、ナイフならかさばらない。お勧めは、知名度もあり安価なモーラナイフ。中でも刃圧3.2mmのヘビーデューティは頑丈なので良い。簡単な調理にも使えるので、必須のアイテム。

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◎折りたたみノコギリ

焚き木が長過ぎる!しかし太過ぎて折れない!という時に使う(焚き木を現地調達したときに多い)。滅多に使わないが、あると重宝する。焚き木拾いの幅が広がる(笑)

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◎火ばさみ

少々挟みにくくても、かさばらない小さなものが最適解。100均でOK。

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◎火消し袋

余った炭を入れ、空気を遮断することで消火する耐火袋。アッシュサックが有名だが、コピー商品でも口コミが良ければ問題ない。ソロなら一辺約30cm角の大きさで十分。消した炭は再利用でき経済的。灰捨て場がないキャンプ場では重宝する。

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◎オガ備長炭

安価な炭は火持ちが悪く、使い物にならないクズ炭も混ざっている。かといって備長炭は高価。そこで代用したいオガ備長炭。角材のような直方体で、真ん中に穴が空いているのが特徴。

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安価で火持ちが良く、火消し袋で持ち帰れば次回も使える。元はおが屑なので簡単に折れ、必要な分だけ持っていけるのも、自転車キャンプには適している。なお備長炭同様、火付きが悪いので火起こし器は必須。

 

◎小型バーナー

炭や薪で調理するとやはりクッカーが汚れる。なので小型バーナーはあると便利。経済的に済ますなら、家庭用のガスボンベが使える、例えばイワタニのCB-JCBなど。私は10年以上使ってるが壊れない。とても丈夫。

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◎折りたたみイス

もっと小型なイスもあるが、背もたれが付いてくつろげるものでは以下のタイプがお勧め。自転車やバイクでキャンプしている方はほぼこのタイプではないか。さまざまな商品が出ているので、好みのデザインで。

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◎折りたたみテーブル

本当に小さいものでいい。あるとないとでは大違い。

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◎ステンレスの網棚

テーブルの代用になるのはもちろん、焚火や炭の上におけば、安定したゴトクにもなる万能棚。前述のピコグリル風焚火台にセットして炭との距離を調整するのに使うことも(安定性を欠くが)。

 

◎軽量トライポッド

自転車キャンプでは荷物を増やしたくないが、現地での雰囲気は増す。ケトルをかけて焚火にかざすだけだが(笑)

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◎ステンレスケトル

上のトライポッドとセットで揃えたいアイテム。ステンレスなので火にガンガンくべても大丈夫。ラーメンや簡単な煮炊きなど多目的に利用できる。

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◎ランタンハンガー

これもキャンプ場にあると、雰囲気が増す。ペグのように地面に突き刺すか、テーブルにクランプで固定する。まあ余裕があれば。

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◎エアーマット

テントの床に敷く。インフレーターマットよりも収納サイズが小さいので自転車キャンプ向き。地面からの冷えも軽減してくれる。

 

◎ダウンシュラフ(寝袋)

かさばる荷物ナンバーワンのシュラフはダウン一択。しかしブランドものは高価なので、安価な中国製で。ダウンの容量によって、夏用と春秋用の2種類あると良い。冬キャンプの場合は、春秋用シュラフに重ね着して凌ぐか、後述のエマージェンシーシートを併用する。

下図は春秋用。袋に付いているベルトを締めて圧縮することで体積は半分に減らせる。

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◎エマージェンシーシート

災害グッズとして出回っているアルミなどの断熱素材を使ったシート。1枚あると、思わぬ寒波に対処できる。お守りのようなもの。

 

◎湯たんぽ

かさばるので、100均の小さなもので。シュラフに入れれば効果絶大。

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その他、テントやペグ、ロープ、ライト、ランタン、クッカー、水・食糧、タオル、着替え、雨具、虫除け、絆創膏、スマホの充電器などと考えだすと切りがない。

自転車がパンクしたときのために、替えチューブや携帯用空気入れも必要だ。

慣れてくると、今回のキャンプはスーパーの弁当でいいや、と炭やクッカーを荷物から除外したり、現地の調べがついているなら(よい間隔で木が生えているなら)テントをやめてハンモックキャンプにしたりと、いろいろ工夫もできるようになる。

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自転車キャンプは、道中を快適に走ることも楽しみの一つ。現地での不便が増えてでも、荷物を減らせると気分がいい。車を利用するソロキャンとも、また少し考え方が異なると思う。ぜひ参考にしてください。

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