2023年6月23日(金)24日(土)
ふと金曜日に有休をとって、東京都大田区の城南島海浜公園キャンプ場へ自転車ソロキャンを決行。平日泊なので、前日でも予約がとれた。
自宅の四ツ谷から1時間強の道のり。これまでキャンプしてきた奥多摩や三浦半島と比べると感動的な近さだ。
ただ、平日の港湾部の道路は大型トラックがひしめく。かなり怖い。自転車など塵芥のごとしだ。
正午に城南島海浜公園に到着。受付で区画を割り当てられる。フリーサイトや野営に慣れていたので、区画割りされたサイトなんて久しぶりだ。自転車も区画内に停めてよいらしい。
料金は600円。素晴らしい。
同受付では薪が1,000円で販売されている。笑ってしまうくらい少量なので買うのは止めておいた。
サイトには机、イス、カマドがある。なんというVIP待遇。
すぐ隣に砂浜。海の向こうには羽田空港が見え、飛行機が頻繁に離着陸している。
壮観だ。見飽きない。
砂浜には流木があちこちに転がっている。薪を買わなくて正解だった。拾い集める。
大漁だが前日の雨で湿気っている。日なたに置いて乾燥させる。
現在15時。手持ち無沙汰になったので、大田市場に行ってみよう。
自転車で約10分、大田市場に到着。都心を支える食料庫だけあってめちゃ広い。見学コースが整備されているので散策する。
たぶん青果ゾーン。市場のピークは早朝なので、この時間(16時くらい)は誰もいない。
海産物を扱うゾーン。そこはかとなく魚臭いが、生臭いということはなく良い匂い。不思議だ。
構内には市場ならではの個性的な飲食店もあり、この時間でも営業しているところがある。心惹かれたが、せっかくキャンプに来ているのだから外で食べたい。ということで、同構内にあるセブンイレブンで弁当を買う。さて、キャンプ場に戻ろう。
17時を回った。そろそろ焚き火を。薪が湿気っているので火付きが悪く焦ったが、なんとかなった。
それにしても面白いキャンプ場だ。上空を飛行機がビュンスカ飛んでいる。
写真では伝わりにくいが超至近距離だ。嫌な人もいるかもだが、轟音が聞こえてくるとワクワクする。そして…木々をかすめるように飛び過ぎる。しまいには、音の違いで、どれくらいの近さを通り過ぎるのか分かるようになってしまった。
飛ぶスピードもまちまちだ。猛スピードで降下する飛行機を見ると、おいおい着陸できるんかいな、などと突っ込みを入れる。ソロキャンパーは孤独で、つまるところ暇なのだ(笑)
日が暮れても元気よく飛んでいる。
お約束のプロコを聞きながら、ビール片手に焚き火を続行。ちなみに火の使用は20時まで。夜の砂浜を散策してからテントに入り、少し読書して22時頃就寝。
6時頃起床。テントも夜露に濡れず乾いている。9時に撤収。
6月にしては気温も湿度もほどほどで、蚊も少なく、飛行機も良く飛んで、快適なキャンプであった。しかも家から近い。気に入った。また来るであろう。