2023年10月21日（土）22日（日）
神奈川県愛川町の青少年広場まで自転車でキャンプへ行ってきた。
相模川の支流、中津川にある河川敷で、予約不要、炊事場なし、水なし、仮設トイレだけがある。キャンプ場というより、野営スポットだ。
自宅の四ツ谷から53kmの道のり。西に向かってひたすらこぐ。多摩川を超え、相模川に至ろうかという所で、急に景色が広がる。
眼下に広がる住宅街。相模原台地のこの辺りは、すごい高低差だ。坂（ひの坂）を下り、相模川を渡る。
同川を渡ってすぐにスーパーアルプスがあり、食材の買い出しに向かうが、ひどい激坂（小沢坂）に泣かされる。自転車を降りて登る。相模川両岸の高低差の恐ろしさよ（泣）
12時頃に青少年広場に到着。土曜日ということもあって人が多い。キャンプ地は、厳密には同広場横の河川敷だと思われる。フリーサイトなので適当に空いているところに陣取る。
なお、場所を探してキャンプ地をぐるっと一周しているとき、薪売のトラックが停まっていることに気づく。土曜日のみ昼過ぎくらいまで売りに来ているようで、帰り支度をされていた。急ぎ声をかける。針葉樹でも広葉樹でも一律300円とのことなので、広葉樹の薪を購入。
購入した薪。けっこう多い。これで300円。安い！
4時間くらい自転車をこいできたので腹が減った。スーパーで買った焼鯖弁当を食す。一息ついてから設営にかかる。
砂利混じりの土でペグの刺さりは悪いが、慣れっこなので問題ない。自転車キャンパーにとってハンマーなんて重くて持ってこれない。適当に転がっている石でペグを打ち込む。14時くらいに設営完了。ぶらり散策する。
キャンプ地の東端からの眺め。たぶん角田大橋。
雰囲気のある小さな橋。
橋のたもとにお仁王さん。何を守っているのか。渡るなということか？ちょっと怖い。
妙にかわいい仮設トイレが3つ並んでいる。うち1つは使用禁止であった。割と綺麗でトイレットペーパーもあり、便利だなと思っていたら、翌朝にはペーパー切れになっていた。皆が使うから当然か。ティッシュが必須です。
日が傾いてきた。16時くらい。焚き火を始める。
いいねー。
少し早いが、日が沈む前に夕飯にする。スーパーで買ったモツ鍋セット。アルミ鍋付きだから、持参した水を加えバーナーで沸かすだけ。手抜き万歳。気温も10℃近いので温まる。
夜も更けて、ビールを飲みながら、お約束のプロコフィエフを聴く。火吹き棒をタクト代わりに振り回す。真っ暗なキャンプ場だから恥ずかしくない（笑）
20時頃、テント内に入り読書して、21時には就寝。深夜、少し足が寒く、眠りが浅くなる。湯たんぽを持ってくれば良かった。気温はおそらく10℃以下になっていたであろう。
朝6時頃、起床。湯を沸かし、コーヒーと菓子パンで朝食にする。
気だるくも朝の冷気が心地よく、キャンプならではの何とも言えない一時。さて、面倒くさいが撤収しよう。
何か帰りのほうが荷物が多いような…。気のせいなのだが、行きよりもパッキングがずさんになるので荷物が膨らむ。キャンプあるあるだ（笑）
帰路、相模川で寄り道。この川の河川敷もいくつかキャンプ場があるようだ。いつか利用してみたい。
14時頃、帰宅。今年は家族キャンプが2回、上さんと2人でが1回、ソロキャンプが3回、計6回キャンプしている。来月も家族と行く予定だ。ソロもあと1回くらい行きたい。51歳か52歳か、もう自分の年齢もよく覚えていない（笑）のだが、体力のある内にしか自転車キャンプはできない。せいぜい頑張ろう。
