ブログというものは、記録をとどめておくには良いツールだ。ツイッターとかSNSは刹那的でどうも性に合わない。
ということで、我が家のペットをここに刻んでおく。
まずは、ニホンヤモリのヤモ(←名前)。
去年、小学生の子どもがどこかで拾ってきた。
ヤモリといえば、私が小学生の頃、そろばん塾の帰りの暗がりで、壁にへばりついていたヤモリたちを思い出す。照明に照らされて浮かび上がるあの形態は、生理的にちょっと受け付けられないものだった。
しかし、子どもが拾ってきたヤモリを間近で見ると案外かわいいではないか。目がくりっとしていて、小さくてか弱くはかなげで…。
続いて、ニシアフリカトカゲモドキのアフ。
記憶では、この年末か年始くらいに購入。数ヵ月でずいぶん大きくなった。生態的にインドア派というか、引きこもりというか、まあ活発ではない。普段はシェルターの中にこもっていて、夜のそりと出てくる。注目すると恥ずかしがって、また引きこもる。ぽっちゃり体型に小さな手足、うる目で、タヌキのような尻尾。まさに人間が愛らしいと感じる要素をすべて兼ね備えている存在だ。
最後に、クレステッドゲッコーのクレタ。
これはまだ飼って1カ月も経っていない。いつぞやペットショップで見た成体は、とてもイカつく、目付きがイっていて、好きになれないと思ったが、我が家に来たのは美形であった。まだ幼子である。成長したらイカつくならないか、とても心配である。
以上のヤモリトリオに伴って、生餌のコオロギやどこか異国のゴキブリなどが大量に飼われている。高校生の子どもが一番熱をあげていて、繁殖までさせている。リアルネバーランドだ。
私は元来ニヒルな性格だから、人間は生殺与奪の権限を持っていてまさに神の様な存在だなあ、罪を背負った存在だなあ、などと思ったりもする。一方で、人間だっていつか滅びゆく存在だから、せいぜい好き勝手すればいいとも思う。しょせん宇宙の塵芥である。
ちなみに私は世話は一切しない。見てるだけ。でも家族の一員として彼らのことは認めている。って、犬猫ほどの知能もない彼らからすれば、まったく関係のない話であろうが。バカでおめでたくて、あわれむべきは人間の方か。