2021年5月29日
先週、ロードバイクで下見に行ってきた貝塚市蕎原(そぶら)に、早速キャンプに行ってきた。
土日の天気が良いとわかったので、前日に急に思い立って予約を入れる。まず、そぶらフォレストガーデン南は予約がいっぱいでアウト。渓流園地に電話すると「朝早く、10:30までに来てくれたら何とかする」という返事。
家族に声をかけると、小学生の三男だけ行きたいとのこと。一人なら自転車で行こうと思っていたが、では車でレッツゴー。
10時頃に渓流園地に到着。受付のおじさんに人数とテントの大きさをと伝えると、「あそこでやって」と設営場所を指差して案内してくれた。
えーどこどこ?あーあそこね、ウイウイ。
ビフォー
アフター
前回(どーむびれっじ)の二人キャンプは荷物が多くしんどかった。その反省を踏まえ、今回は荷物を少なく、小ぢんまりと。これなら設営もしんどくない。なお、渓流園地は飲料水がないので自前で用意。
設営を終えて周囲を見ていると、空いているところにどんどんキャンパーが埋まってくる。区画の整理されたオートキャンプとは違い、お隣との境界が明確でなく、かといってお互い干渉もせず、雑然とした空気感。楽しい。
目の前は川遊びができる。真夏は楽しかろう。うちの子は、カエルを捕まえて遊んでいた。
ミヤマカワトンボも美しく自由に飛び交って…帽子にちょこんと。
昼食はカップラーメンとギョウザ。今回も100均のフライパンが活躍。
ほんま雑に扱えて便利。テフロンもハゲハゲだが、頑張ってくれてます。
時間があるので、温泉へ行くことにした。駐車場のおばちゃんが「一番近いのは、滝の湯やよ」と教えてくれた。車で10分くらいか。
滝の湯は天然ラドン温泉で、極低温のお湯が自分好みであった。ほどよく客がいるが、全体がのんびりしていて、また来たいと思える温泉であった。施設内に滝の湯不動明王という謎のスポットも。由緒があるのかないのか、よくわからないが、田舎のこういう珍八景みたいなのは面白い。(由緒があったらごめんなさい)
奥に滝がある。滝行ができそうな設備もあるが詳細は謎。
参考:滝の湯
キャンプ場に戻る。ここは直火OKなので、石でかまどを作って直火焼肉。しかし、直火は後片づけが大変なので、車の時は焚き火台を用意しても良かったかなと反省。
漆黒のキャンプ場といわれるだけに、夜は真っ暗。
そして、子どもはおもむろに折り紙を始める。本当に好きだな。感心。
ウサギとユニコーンを折ったところで就寝。21時。まったく寒くない。快眠。
翌朝、7時起床。なんとテントに夜露が付いてない!これは珍しい。いつもこれを乾かすのに難儀する。撤収のなんと楽なことか。10時にキャンプ場を後にする。
車中には、捕まえたカエルを入れた水槽を大事に抱える子ども。電話で母を説得したのだ。大したものだ。
帰り道、岸和田の実家に寄る。両親、息災である。そぶらでキャンプしたことを話すと、父も昔、牛滝から和泉葛城山に登り、そぶらから下山したといった話をしみじみ。当時、カップヌードルが発売されたばかりで、山の頂上で食べたと。50年前の話だ(笑)
13時頃、帰宅。爬虫類好きの高校生の次男は、カエルを見ると興奮してスマホで調べる。カジカガエルというらしい。鳴き声が美しいらしいが、なるほどキャンプ地で夜、すごいカエルの鳴き声だったが、不思議とうるさいと思わず、逆に聞き入っていた。捕まえてきたのはメスなので鳴かないようだ。残念。
捕まえたからには、しっかり飼おうと、さっそくコーナンで水槽と専用の砂利を購入。岸和田の実家で小遣いをもらったところなので、子どもらはとても積極的だ(笑)
名前はまだない。でもヨロシク!
こうして我が家にまた一匹、生き物が加わったのであった。